大学受験・資格試験、間違った勉強法していませんか ~役に立つ不合格度チェック~

この記事の途中には一部広告があります。



①成功した人は案外失敗した人と同じことをやっている。



衝撃的な題名じゃないですか。そんなこともないですか💦


合格した人、恋愛でうまくいった人・・・成功した人のやってること自体はうまくいかなかった人もやっている場合は少なくないんです。


僕が気になってた子と一緒に行っても何も起こらなかったカラオケも、その子と付き合うことになった奴だって行ってるんです。

なのになぜ 笑



大学受験で東大、早慶に受かった人もDUOは使ってるんですね。

なのにそれを使っても落ちて泣いたたくさんの人がいる。

受かった人はみんな過去問を解いている。

だけど落ちた多くの人も解いている。

受かった人は塾に通っている。

落ちた人も通っている。

多くの場合、成功者から共通の傾向を見出して自分や後に続く人のチャレンジに生かそうとするのが人間の性だと思いますが、


それが失敗した人にも共通の要素だったらあまり意味はないと思いませんか。

②でも失敗した人は成功者がしていないことをしてしまっている。


ここで鋭い方は、同じことをやっているにしても「質」が違うことに気づくと思います。


それについてはいくつかの僕の記事でも触れてますのでぜひご覧ください。

https://education.fuwat-kateigakusyuu.com/entranceexamenglish/



ですが今回の記事ではやる際の「質」ではなく、


僕が25000時間以上の指導時間で実際に目にした成績が振るわない人、不合格した人がやりがちで合格した人はやっていないこと(=やってはいけないこと)に注目してお話していきます。


これを知ることがまさに合格や成績向上などの鍵になるんです。

あなたのちょっと怖い不合格度チェック


~学習編~


1.〇✕もつけずに学んだポイントもメモせずに問題集を眺めている。


2.単語帳を覚えたかどうかのチェックテストをせず何周も眺めている。


3.単語を覚えたかチェックする際に1問に何秒もかかっているのに〇にしている。


4.長文読解(英・国)で問題の答えがわかったら学習終了としている。


5.日本史や世界史の学習ではもっぱら一問一答問題集を解いている。


6.家庭学習で記述問題ははほぼ解いたことがない。


7.成績のいいひとは暗記が得意な人だと思っている。

8.自分の受験科目の中で「暗記科目」と呼んでいる科目がある。


9.高3になって定期テストの勉強を熱心にし始めた。



~生活編~

1.志望校に合格したらそこで学びたいことは特に決まっていない。


2.親に起こしてもらうことがある。


3.携帯を触らないための取り組みをはっきりとはしていない。


4.人と会う予定を優先し、残った時間で勉強を頑張っている。


5.図書館などを利用せず、自分の部屋でばかり勉強しようとしている。


6.悪かった模試の成績を細かく覚えていない。


7.家事は基本的にやらない。


8.進学したい先の学費を知らない。


9.浪人にかかる費用を理解していない。


10.部活を偉いことをしていると勘違いしている。



以上のチェックで


19個中合計6個以上あてはまる人は今すぐ改善することを強くお勧めします。


逆に3個以下しか当てはまらないあなたは今すでに成績が良いのではないでしょうか。


ヘビースモーカーで大酒飲んで病気になった「当たり前の失敗談」には人は興味を示さない。

インターネット上には逆転合格のエピソードがあふれかえっています。

その理由は、

1.塾や家庭教師派遣業の会社は、お客さんを集めるためにもっともうまくいった例ばかりをクローズアップするから。


2.逆転合格する人はレアで40人に1人でもネット上にはかなりの数存在するから。

(1学年の大学進学者は65万人ほどですから、その中だけでも逆転合格経験者は1万6000人もいることになります。)


しかし、自分の実力を直視せず順当に不合格になった人はその何十倍も、少なく見ても毎年40万人はいるんです。


その毎年出る40万人の貴重な失敗体験談は表にほとんど出てきません。


失敗したことをわざわざ長々と語ろうという人はあまりいませんし、

失敗した人の話にこそ学ぶべき点があると思っている受験生、ご両親は少ないですからね。


でも実はそこにこそ学ぶべき教訓がたくさんあって、筆者も指導の際には毎年それを生徒に伝えて嫌われながらも?ほとんどの生徒をなんとか合格に導いています。


たばこも酒も好きなだけやりながらも長生きしたレアケースの人の話を参考にするより、

たばこや酒で寿命を縮めた多くの人の話を学ぶ方が、健康に暮らすのに役に立つのは明らかですよね?


受験の話もそれと同じだと思います。

ビジネスとしてやっている人たちのピックアップする自分に都合のいいレアな話に注目して、

少し考えれば防げた不合格を避けられないという状態にこの文章を読んで下さっている皆さんにはなってほしくないです。



賢い人は割合としては絶対的に少ない

苦しい思いをせずに大逆転合格や

大酒飲んで喫煙して長生きや

投資で短期間で大儲け


などという話に振り回されず、



不合格した人の楽な勉強法や生活をしないようにし

酒が肝臓に与える悪影響やたばこがもたらすCOPDについて知り

投資のリスクについてもしっかり学ぶ


ものなのです。


僕が知る限り、高2くらいで決めた第一志望である難関大学に逆転で受かった方は、僕の教えた生徒でもそうでなくても


単純にそのクラスや学年で語り継がれるほどの努力をしていて、


その人の使っていた問題集や行っていた予備校はほかの不合格者とさほど変わらないです。

(勉強のやり方は他の記事でも述べているように違いますけどね。)



※ちなみに大手予備校などは、難関大学の合格有望な模試判定A判定やB判定の生徒には、現役時の合格発表前後の時期に学費免除(100%の場合もあります)のお知らせをして有望浪人生を確保しています。


その人たちが逆転もなく順当に合格し、合格者数に含められ世間に公表されているんです。意外と知られていないんじゃないでしょうか。



ここまで読んでいただき本当にありがとうございます。

それではこの記事のまとめです。


この記事のまとめ

大学受験や資格試験などの成功を勝ち取るには

成功した人の行った予備校や使った問題集を真似しても効果は薄く、

失敗した人のやったことを学んで避けていくのが有効。

不合格になった人は

学習のやり方としては聞き流し、眺める、〇✕をつけない、理解をせず暗記で済ませようとすることが多い。

生活、精神面では精神的に幼く自立心に欠け責任感がないことが多い。

これらを避けて目標突破を!