他では聞けない英検2級面接合格ラインギリギリ音声+話せるようになる勉強法

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こんな方におすすめ

英検2級面接の勉強の仕方がわからなくて困っている方。


どれくらい話せたら2級面接を突破できるのか不安に思ってらっしゃる方。



英検2級面接勉強法

面接対策には面接練習?

みなさん英検の面接はどのようにするイメージでしょうか。




英検準2級までは学校や塾でプレ面接をやってもらってそれで合格したー という方も多いと思います。



だから面接対策というと誰かに面接をやってもらうということしか頭に浮かばなかったりするのではないでしょうか。




でも大丈夫です。英検2級の面接は一回面接体験をしたくらいで勘をつかんで合格できるものではないので、




自分は面接をやってもらえる環境がないから受からないなんてことはないんです。




やるべきことは身につけるべき技術を絞り込んだパート練習です!


音読パートの練習方法


アクセントに気を使って、不要な母音を入れずに読む!



発音も大事ですが、英語らしいリズムで読むことがより大切です。



1文単位で自分の音読を録音して聞いて、




そしてそれを過去問についている模範の音声と比べてみてください。



なんか自分の音読はネイティブの方のとくらべて変だな、と思う場合は、区切る場所と、アクセントに気を使ってください。




1つの単語の中のアクセントが間違っていて、




そのような単語が1文のなかに複数あると1文全体で聞いた時にもかなりおかしなリズムに聞こえます。




日本語でもそうですよね。




「きのう友達とファミレスで夜かにぞうすいを食べました。」という文を海外の日本語勉強中の初心者人のまねをするつもりでよんでみて下さい。



ほら、わざと変なところを強く読んだりしませんでしたか?




僕らの英語もそんな風になっているんです。




だから逆にきちんと読みたい場合にはアクセントを丁寧に確認して守っていけばいいんですね。



このとき、余計な母音を入れてはいけません!!



母音を入れると自然とそこにアクセントが来てしまってその不必要な母音が余計際立って、もはやネイティブからすると他の単語に聞こえてしまうことも多いです。




例として


I told you to prepare for the meeting.という文を読んでみます。




1.アクセントが正しくリンキング(toldとyouがつながっている)読み方







2.アクセントが間違っていてリンキングもない読み方









3.アクセント✕ リンキング✕ いらない母音を入れているカタカナ読み



アクセントの位置が違うだけで不自然さが激増しますし、



いらない母音(toldmeeting)が入ると聞くに堪えないレベルになってしまいますよね。



日本人の私たちが聞いてもそうなんですから、ネイティブが聞いたらそりゃあ英語としては聞こえませんよね。





意味の区切り目を意識して読む。



特に主語と述語動詞の間で区切ること/が重要です。



例:so demand for information/

that can be trusted / is increasing.


(21年度 第2回 英検過去問より)



この文をどこで区切って読みますか。



isの前で区切る/のがおすすめです。



そうするとこの文の内容をつかんでいることが面接官にもしっかり伝わります。



ああ、ここまでが主語だとわかっているんだなって。



あとは名詞の後ろで、その名詞の説明が始まる部分で区切る/(さっきより短めに)といいです。



1次試験を突破した方なら、上で説明した2か所は見つけられるのではないでしょうか。


3コマのまんがにナレーションをつける問題の練習方法



模範解答の英文のS,V,O,Cそれぞれの部分の少しでもつまった部分に別解を1つできれば2つは準備し、どの単語でも話せるように練習する。



実際に面接問題に答えようとしてみると、まず主語のところからどの言葉を使おうか、Mayuko?She? A woman?と迷いが出るということをみなさん想像できていますか?



次に動詞のところでもやはり思っている以上に戸惑いが出るんです。




困ったらbe動詞しか使えずに、



I am coffee!みたいな英語しか出ない英検2級受験生は筆者の指導経験だと少なからずいました。




ですから中1で習う簡単な動詞であってもその動詞が使われる文型を押さえて練習します。




実際ネイティブの話す英語の文のほとんどは基本動詞が使われている文ですしね。




目的語のところで使う名詞は主語のところより迷いが出ます。



いつでも名前や代名詞ってわけにいきませんからね。



補語のところは品詞でいっても名詞、動詞、形容詞とさまざまなものがきますので当然難易度は一番高くなります。



ですが、このナレーション問題でSVOCを使わないとならない絵はほぼ出題されませんので、他の文型を(特にSV、SVO)たくさん練習しておけば大丈夫です。




模範解答を使った3コマまんがナレーション練習の具体例



例:One day, Yumi and her father were talking in their car.


(旺文社21年英検1回面接模範解答より抜粋)



One day, Yumi and her father were talking in a car.



theirを言えないことも想定してa car と表現する緊急避難バージョンも準備します。



ある日=One day、やこの場合の「話す」はspeaktell ではなく talk を使うことを見逃さずに強く意識して練習します。



僕たちは自分で思っているほど英語を話せないってことを意識するのが上達のポイントで、本番で困らないためのポイントです。



こんな簡単なことも僕らはすぐにしゃべれって言われたら出ないものなんです。だって普段は日本語で事足りていて英語は使わないんですから。



Yumi’s father was surprised to see that there was a lot of garbage.


Yumi’s father was surprised because there was a lot of trash.



まず be surprised to Vの部分がスムーズに出てくる英検2級受験者はほぼいないと思うんです。



もちろんみなさんはこの表現を何回も見たことはあるし訳せもするんですけどね。


しょうた

surpriseは知ってたつもりだったけどbe surprised to Vとは言えなかったわ。






さくら

be surprised とは言えたけど、何に驚いたかをどうやってつなげるのかかわからなかった・・・





この二人のように、どの部分は言えてどの部分は言えなかった、


toの後は驚いた内容をもって来られるな!


それぞれの表現の使い道、便利さを具体的に認識できると、最初から be surprised to Vをただ暗記していて使えた人より上達する可能性が高いです。




かける

seeのあとに見たものをthat節で言っていくのも難しいよね。




こんなふうに気づけるなら、



Yumi’s father was surprised to see a lot of garbage.



って別解も準備したほうがよさそうです。



そうするとベストのあの表現話したいなってなって、逆にseeのあとに that 節をつけて見たものを話せることも印象に残りやすくなります。



ちなみにgarbageやtrashは複数形にしないことが多い(数えられない名詞)ですが、筆者はsをつけてしまってもいいと思っています。



正しい英語にこだわりすぎない

7歳くらいのちびっこが野球をするときにまわりの大人がバットの正しい振り方をいちいちゲームを止めて指導していたら、


それじゃあ楽しくなくなっちゃうし、教えるにしても1つくらいでいいんじゃない?


って思いませんか?


それなのに英語の勉強になると、「この表現はネイティブが聞くと不自然に感じる」とか「この名詞は不可算名詞だから・・・」などと1文を細部まで間違いなく仕上げにいってしまうんです。


そして肝心の文を作る数が減ってしまう。



僕らがそんなに勉強家で、毎日欠かさず英語を2時間口から出すならそういうやり方でもいいと思いますけどね。



僕らは英語を母国語とする国の人ではないし大して勉強もしないので、(すごくする方ごめんなさい)まず、



一番大切なことだけ徹底的にできるようにして、ほかのことは無視するのが大切です。



別の言い方をすると優先順位をつけるということです。



勉強でも仕事でも優先順位をつけてやれる人がデキる人じゃないかなと思います。



電車がもう来るのに鞄の中の整理をして駅の階段を上らなかったり、



友達の家に行ってラーメン出すというから腹減ったけど待ってたら、おしゃれな器が3つしかないからと、5人いるのに3個しかラーメンでてこなかったら・・・



作ってくれるのには感謝だけど、やべえこやつかなりの天然だなと思いますよね。



でも英語学習になると、とたんにみんなが優先順位をつけられない人、教える側も嘘を教えたといわれたくないがあまり、要点を生徒に印象づけられない人になってしまいます。



そういうわけで、当ブログで強調したい英語を話すポイントはシンプルです。



1.品詞を考える。5文型を意識する。


2.名詞には複数のsをつける。(英語の名詞の基本は複数形)


3.前置詞をつけるべきところにつける。(どの前置詞をつけるかは間違ってもいい)




助動詞や時制すら上の3つができていないうちは間違ってもいいです。



というわけなので、不可算名詞にsをつけてしまう間違いや不自然な言い回しなどはほぼ気にしなくていいです。



大切なのは多少不自然でもたくさん口から英語を出せるようになることです。



僕きのう友達に山にのぼるをしました。


くらいの英語でいいんです。


これくらいの文を素早く出せるように反復練習してからその後に正確さは上げたければ上げていきましょう。



(2級面接受験までには時制はだいたい正確に言えるようにしましょう。)



完ぺきな英文をうんうんうなりながら1文しゃべるより60点の英文を3つ話しましょう。



そうしないと、気づいたら何も英語は口から出ず、どうしても英語が必要な時に無理やり話そうとするとI am coffee.って言っちゃう人になります。



今のままの環境じゃ勉強の優先順位をつける自信がないという方で、こんな考えで英検、大学合格者、英語話者を出してきた筆者と勉強をしてみたいという方はこちらをクリック↓





次の文に行きます。



Yumi told him that she couldn’t play with their dog.



きっとこの状況を話そうとすると、



1.話すはspeak? talk? tell?



2.動詞を言ったあとに話した内容をどうつなげるの?



という悩みが出てきてつまってしまうと思います。(この悩みが出ないなら話せているはずなんです。)



この文で使われている tell 人 that節(名詞節)の形(SVOO)を何気なくではなく、めちゃくちゃ大切な形として意識して練習できれば、



誰か(人)が何か(that節の中身)言っていることを表すことに関しては毎回スムーズに話せるようになります!



couldn’tにも要注意です。



「できた」でしょ?と言われるかもしれませんが、



果たしてこれを何も見ずにとっさに言えたでしょうか。



できなかった方が多いはずです。



でも、できなかったことに気づいて10回も練習すれば出るようになります。



難しいことはしなくていいかわりに簡単なことを徹底的に反復です。



ついスルーしてしまうと本番で詰まることになります。



with their dogもしっかりチェックです。



日本語とほぼ同じスピードで出てきて初めてその表現を知っていると言えます。



日本語では毎回所有格にあたる言葉はつけませんから、英語の時は意識をして所有格をつけるようにしましょう。(できなければ後回しでいいです。)




ここまでの練習によって、絵を見て日本語を介さずに英語が直接頭に浮かぶようになったら練習大成功です。



筆者は英検協会の回し者ではありませんが 笑、こういう練習をすれば英検の良い問題が英会話力につながりますし、合格も間違いなしです。




英検受かったけど英語が話せない・・・人は問題の使い方が悪いんです。


英検2級ギリギリ合格音声

これくらいだと合格の可能性があるというギリギリ音声を貼っておきます。



これは筆者が教えてきた感覚、問題の研究の結果なので絶対の基準というわけではありませんので参考程度に使ってみてください。




参考程度とはいっても、模範解答しか合格できる解答、レベルを推し量るものがないという状態よりはかなりいいはずです。



もちろんギリギリなんかじゃなく大合格を目指してほしいですけどね。



大合格の音声は、過去問に付属しているネイティブ音声でみなさん確認してくださいね。



それではギリギリ合格音声いきます!



(英検2級21年度第一回A日程の問題を使用しています)







1.音読パート



①不合格音読


②ギリギリ合格音読



③少し良い音読




2.3コマまんがナレーションパート



①不合格ナレーション



②ギリギリ合格ナレーション


③少し良いナレーション





3.N0.3質疑応答(最初は試験官の質問、その後受験者の答え)



①不合格応答


②ギリギリ合格応答




③少し良い応答




どうでしょうか。ここを超えれば合格だな というラインを感じていただけたでしょうか。



最後までお読みいただきありがとうございました。



今日のまとめです。



この記事のまとめ

英検2級面接を突破するには、


アクセントに注意し、余計な母音を入れない読みを反復練習する。



5文型、前置詞を意識して使う。他のことは気にしすぎない。口から英語を出すまでの時間を短くすることの方を意識する。



読解でなら易しいと思う表現も実際に話してみると全然話せないということに早く気づいて反復練習する!


→英検2級合格 🎉🎉🎉