英単語暗記が苦手な生徒の英語語彙数を平均2000語/年 伸ばした方法

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この記事がほかの英語サイトの記事と違うところ

勉強苦手な生徒と1対1で向き合った時間数自称日本一の英検1級ホルダー(語彙数約11000)が、自分の体験だけではなく、実際にたくさんの英語がかなり苦手な生徒の語彙力を大幅に伸ばしてきた英単語学習法を5分でお伝えします。



英語学習者のみなさん、おはようございます、こんにちは、こんばんはー!😝



今回は大学受験やTOEIC、英検、留学などを目標に英語学習に励んでいる方々の永遠の悩みである語彙力の伸ばし方についてお伝えしていきます。

①暗記が苦手でも英単語を覚えられる方法がある。



単語を覚えるスピードには個人差が確かに存在しますが、(しかも誰も口にしませんがその差は信じられないくらい大きいです。)ほぼ誰もが単語を覚えられる方法があるんです。それは・・・


覚えたい単語が目に触れる回数を圧倒的に増やすこと です!



僕の強くおすすめしたい「高速回転こんにちは4択全問正解学習法」(ネーミングセンス🤣)をよくある英単語学習と比べてみると、

~よくある英単語学習😱~

1.英単語集を毎日単語10個~30個ずつ進める。

2.基本的に英単語を見て覚える。家にいる時にはノートに書いて練習しながら学習するときもある。

3.1冊終わったら復習に入る。

→まず1.の段階で本当に覚えているのか確かではない。(テストを厳しく行えばいいが多くの人はそうしない。)
→2.の段階でも発音も無視して口も耳も使わず覚えている。これでは仮に意味を覚えてもリスニング問題では全くわからない可能性も。
→1冊をやりきる頃には間違いなく最初の100ページ以上の単語はきれいさっぱり忘れている。




~高速回転こんにちは4択全問正解学習法~


1.英単語をアプリの4択問題(日本語を答える)で毎日25個~200個全問正解するまでやる。

2.基本的に同じ単語を2日以上連続して学習する。

3.100個から200個学習した単語がたまったら次の100~200に進む。その際にここまで学習した単語の問題もできるだけ解く。

→4択問題で比較的正解が簡単だから数をこなせる(=単語ととりあえず「こんにちは」してる状態)。だけど英単語を眺めているだけで全く頭に入ってないという状態ではない。

→同じ単語を次の日以降もやるからその日の学習がもっと楽になる。

→一日の学習単語数が多いから全てやりきってからの復習もすぐにまわってくる!

1単語に触れた回数が桁違いになるので忘れない!



②英単語学習のスケジュールの例🎉

 
 ~💡1か月で単語200個、1年で2000個を目指すボキャビルスケジュール💡~ 

ルール:毎日4択アプリで満点を2回とるまでやる、1単語2秒以内🕰️に答える、スピーカーアイコンなどを押して発音も確認する

1日目:1~25
2日目:1~25
3日目:26~50
4日目:26~50
5日目:1~50
6日目:1~50
7日目:51~75
8日目:51~75
9日目:75~100
10日目:75~100

11日目:51~100
12日目:51~100
13日目:101~125
14日目:101~125
15日目:126~150
16日目:126~150
17日目:101~150
18日目:101~150
19日目:151~175
20日目:151~175

21日目:176~200
22日目:176~200
23日目:151~200
24日目:151~200
25日目:1~100🏆
26日目:1~100🏆
27日目:101~200🏆
28日目:101~200🏆
29日目:1~200👑
30日目:1~200👑

例えばこのスケジュールだと1つの単語に8日間ふれて、回数でいうとおそらく50回近くふれることになると思います。
どうでしょうか、いままでの皆さんの単語学習と比べると圧倒的に1単語に触れる回数が多いのではないでしょうか。


これが単語を覚えられる秘訣です。


単語学習に不安を抱えていた方は、一度ほぼ上のスケジュールでやってみて、きつければ50個学習の日数を増やしてから100個学習の日にうつったりとあなたにあったものにカスタマイズするといいと思います。


しょうた

単語を覚える仕組みはだいたいわかったけど、毎日全問正解2回はきついかもな・・・

4択問題を解くことで、意味を完全に答えたり、英単語を完全につづったりということよりも学習のハードルを下げるかわりに、確実にどの単語に関しても正解はしていくことにしているんです。だから全問正解2回というところはゆずれないんです。

そうすることで、
①毎日のこんにちは個数アップ
②きつさダウン
③復習回数大幅アップ
④「眺めただけ」の防止
を可能にしています。



実際僕の生徒には、学校の単純な英単語の小テストで10個中7個合わない、人によってはまじめに1時間以上勉強しても3点がやっとという方もいましたが、


この勉強法で(毎日の学習個数や反復回数は人によって変えましたが)1000個から3500個ほどの語彙増加に成功しています。



僕自身は5000個増やせてそれが1級合格の大きな原動力になりました。



ぜひ1度トライしてみてください!英語が苦手な方だけでなく英検1級などを目指すレベルの方にもおすすめです。


🎉この学習法が英語でハイレベルを目指す人にもおすすめな理由🎉

①1問2秒以内に答え正解することで、自然と単語の意味が瞬時に把握できるようになり、読解スピードが上がる。

②だから文がすぐに消えていくリスニングにも強くなる、アプリで手軽に発音も確認してるのでなおさら。

③だからスピーキングでも沈黙することなく文が作れて、自信を持って発音できるようになる。


④ライティングももちろん速くなる。

→つまり、英語のテストに強い人ではなく英語が本当に使える人になる!



※さまざまな英単語学習法の学術的な研究結果を知りたいという方はこちら



https://www.eiken.or.jp/center_for_research/pdf/bulletin/vol16/vol_16_p174-p180.pdf

お子さんや生徒さんにこの方法をやってもらう場合の注意点


机の上の理屈ではこのやり方は間違いなく機能しますし、実際にこの方法で単語を覚えることに取り組んでもらった生徒さんは例外なく(僕の場合は)語彙力の大幅アップに成功しています。


しかし、毎日英単語を覚えることに取り組んでもらうということは気軽に指示する私たち側が考えている以上にハードルの高いことで、やってもらうことに心から同意してもらえるような生徒さんやお子さんとの関係づくりが必要になります。


無理強いしないと続かないような状態では成果を上げることは難しくなります。


以下に単語をアプリで毎日やってもらうための教師、親御さんの側の下準備の例をいくつか挙げたいと思います。


①授業中に最低25個目の前でアプリを使って全問正解を2回体験してもらう。

→意外と簡単にできるなという手応えを得てもらう。

できるなら100個くらい授業中に全問正解する経験をしてもらい、25個や50個正解するくらいなら簡単だな、という感触を得てもらうのが良いと思います。


②上記のことをやる以前に、すでに指導を通じて生徒さんや子供の英語の成績が上がったことがある状態でこの単語学習を提案するのが望ましい。


→少なくとも、この先生(お父さん、お母さん)の言うとおりにしたら成績上がったから、今回も面倒だけどとりあえず言われたようにやってみるか、という以上の信頼感が得られていないと学習を毎日継続することは難しいです。

この記事のまとめ

英単語を覚えていくには💡
①アプリを使って1単語を2秒以内に
②1日に数多くの問題を解き(新しいものなら25個、触れたことのあるものなら200個くらいまで)
③触れる回数を40回、50回ととるようにする。

→本での学習では正解不正解の判断を自分ですることになるので、どうしても自分に甘くなる一方、アプリなら覚えたかどうかを客観的に判断してもらえ、学習記録もはっきりと残り、発音も簡単に確認できるのでぜひアプリを試してみてください😝