英語を話せるようになるための3つの意識改革

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1.間違いを気にせず例文を作る


90%以上の人が陥っている悪い習慣


英語の勉強をする際に、


「文を作っても合っているかどうかわからないから・・・」と


例文を作るのに消極的になってしまったことありませんか。


(そもそも初めから自分で文なんか作ろうと思ったことがないという方も多いと思います。)



せっかく文を作ったとしても、


その表現に間違いがないかとか、


不自然な表現じゃないかということが気になって、


結局正解か間違いかが確実な問題集の文法問題や並び替え問題、資格試験の4択問題、わずかな英作文問題だけ


を解く日々に逆戻りし、英文を作らない生活に逆戻りしてしまうということが多いと思います。



実は英語を話せない理由は英文を作らないからなんです。


シンプルですよね。

でも正解がわからないのに文を作ってもしょうがないよね・・・


違うんです。


正しくない文でも作らないよりは作った方がいいんです。


①間違った文を作ることと


②間違いのない文を作ること、学ぶこと、を比較するから、


①はやっちゃいけないという間違った結論に至ってしまうんです。


②は世の中には存在しないんです。


自分の作る英文の正誤をすぐに判定し、適切なアドバイスをくれる人を四六時中横に置いておくことは不可能ですよね。



比べるべきなのは、


①間違っても文を作ること(例えば20本)と、


②本などの問題で間違いのない文を作ること(1本だけ)


なんです。


これなら①のほうがいいと思いませんか。


②くらいの練習量で習得したい文の形が身につく可能性は0です。



これを恋愛に例えると、


しょうた

まだいいデートプランが浮かばないから、もっといいプランがわかってからさくらちゃん誘おう




さくら

仲良くなってきたと思ってたけど、特に誘われないから勘違いだったかな


かける

さくら、日曜日飲みにいかない?


ってことです。



完ぺきなデートプランを追い求めたしょうたは、とにかくすぐ誘ったかけるにさくらを取られてしまいました。




ベストの練習をしたいと思ってるうちに時間は過ぎ英語学習の熱も冷めてしまう、キャリアアップのタイミングも逃してしまうんです。



不完全な練習でもゼロより圧倒的にいいということを理解して毎日やるんです。走り出すんです。


そして気が向いたときにgrammerlyなどの文法チェック機能を使えばいいんです。


使わなくてもいいです 笑





英文自作の例


例えば、tell人toV 、人がVするように話す

の形を学んだとします。


そうしたら、


① I told him to eat more vegetables.


のように作ってみます。


実際は口に出して話せばいいです。


書かなくてもいいです。




②そうしたら、また入れる単語を変えて文を作ります。


(知らない単語はまずは日本語のまま話してみます。)


知り合い told me to go that 食堂。みたいに作ります。


その後 知り合い と 食堂を携帯で調べて、


My acquaintance told me to go to that eatery.


と完成させます。


調べるのが面倒な時は、


My neighborhood told me to go to that restaurant.


など自分の知っている別の似た単語に変えてもいいです。


ただこうすると、いつもfriend,friend,shop,shopなど、いつも同じ中学1年の名詞しか例文に登場しないという方僕の指導の経験上かなり多いので、



やはり名詞に関しては積極的に調べることをおすすめします。


(自分で使いたいと思って調べた名詞は身に付きやすいものですし)


2.アクセント、リンキングを意識!



単語のアクセントを意識して練習したことがありますか?


単語のアクセントが違うだけで文全体の抑揚(イントネーション)も大きく違って聞こえて、


「この人の英語癖があるな。聞きづらいな」という印象を与えてしまいます。


しかも、単語のアクセントがおかしいとリンキング(単語と単語の音がつながっていく)もしづらくなります。


自分のアクセントがおかしく、リンキングがされていないと、


英語話者の英語を聞いたときに聞き取れない原因になります。


この文をどう読みますか?

次の文をどう読みますか。


I told you to write your essay submitted to Dr.Sawai.



アイ トールド ユウ ライト ユア エッセイ サブミティド トゥ ドクタア サワイ。


こう読んだ方はまずいです。


実際は無理やりカタカナで表したとしてもアメリカ英語なら基本的に、


told you はトールジュー


write your essay はゥライチャーエッセイ
となります。


こう読まれることを知らないとこんなシンプルな文でも頭の中は、


トールジュー???


ゥライチャー???


となってその謎ときに脳が無意識に取り組んでしまい、


その後の単語にも意識がいかなくなり意味が全く分からなくなることも少なくありません。


もちろん他にも原因はありますが、英語が聞き取れない原因のうちの主要なものの1つは、


読まれ方が速いからではなく、その言葉、文の読まれ方を知らないからなんです。


submittedの部分がessayの部分を説明する過去分詞だとわからなかった方はぜひこちらの記事でパワーアップ!


3.60%でよし!


みなさんは英語を1日にどれくらい勉強されているでしょうか、また実際に使われているでしょうか。


おそらくかなり短いはずです。


僕もそうです。


だから僕は英語を話す時にこういう意識を持つようにしています。


「大して勉強していないんだからそれなりに伝わればいい」


普段の学習時間は大したことがないのに、勉強をしだすと、


「〇〇と△△の違い」ばかりを気にしてしまい、違いの説明を受けたり、読んだりしたら満足してしまう。


そして反復練習はせず、実際の会話の時には違いどころか何も出てこなかったり、


間違いを恐れて黙ってしまったり。


これでは会話はできません。


おすすめの英語を話すためのトレーニング、意識



✅練習時には似たようなことを表せる表現を2つ、3つ準備する。


例:eatとhaveや、willとbe going to 、seeとwatchなど。


(もちろん意味に違いはあるんですが、そんなことより黙らないこと、早く話し出すことが大切なんです。


違いを意識してよいのは話し出しがすでに相当に速い方だけです。



多くの方は1文話すのに何秒も黙ってしまっていてコミュニケーションが成り立たないレベルなんです。


(一度自分の英語を話す様子を携帯でとって聞いてみるといいです。


沈黙だらけの英語を話す自分がそこにいるはずです。私もそうでした。)



✅実践の場ではそのうちの1つが浮かんですぐに話し出せればよし。


自分の言いたいことが1文で60%伝わればよし。




伝わらなかった分は発話(=何文か話す)でカバーして自分の意志を最終的に伝える!



1文を正確に話そうとして何秒も黙ったりするのではなく、たくさんの不完全な文を話す意識を持ちましょう。



近い意味の間違った文をいくつか素早く言って伝える意識を持つ、とあなたの英語が伝わるようになり、


それが新たな自信になってどんどん会話力が伸びます!



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最後まで読んでいただいてありがとうございます!


今日のまとめです。


この記事のまとめ

英語を話すための3つの意識改革


1.英文を間違っていてもいいから日々たくさん作ってみる。


2.発音、イントネーションを練習する。


3.言いたいことの60%が伝わる1文を作れたらOK.


足りない分は文の量でカバー。


大切なのは正確さより話し始めるまでのスピード、話す量。