誰も教えなかった、国語、英語の長文読解苦手を克服するたった1つの方法を10分で知る!

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この記事でわかること

💡国語苦手な方が持っていない「今日から意識できる!たった一つの読解力向上の鍵」


みなさんおはようございます、こんにちは、こんばんは! 情熱家庭教師のゆうです。


今日は講師業以前にプレイヤーとしても国語で全国1位を2回、塾で1位ならかなりの回数記録してきた筆者が、


自分の生徒の子供たちにずっと教えてきた「読解得意、読解好きに生まれ変わるためのたった一つの方法」をお伝えします。


間違いなくみなさんが塾や学校で聞いたことのない内容で、きっと役に立つと思いますので、ぜひ最後までご覧いただければと思います。

①読解苦手な方が気にしなければいけないことは1つだけ!


みなさん、「良い文」と「悪い文」を分けるものは何だと思いますか?


それはずばり!面白いか(興味深いか)そうでないかです。

しょうた

国語や英語の長文はおれ興味のないことばっかだから全部おもしろくないや。


さくら

てことは、テキストで見るような文章はみんな悪い文?


いや、爆笑する話とか、ものすごく引き込まれる話とかっていうことならそうかもしれませんが、


ここで言いたい「興味深い文章」とは、「読者の予想、知識を超えたり裏切ったりするもの」ということです。



次の文の中でどれが一番興味深いと感じますか?

①「今日のWBCの試合で大谷が2本ヒットを打ったんだってー」

②「今日のWBCの試合に大谷が出たんだってー」

③「今日のWBCの試合で大谷がバントをしたんだってー」


断然③でしょう。だってあのどでかいホームランを打つ大谷選手がバントですよ!予想が大ーーきく裏切られてますもんね。


(野球興味のないという方ごめんなさい。でもこの記事を書いた数日前が視聴率50%のWBCだったんです。

今なら、野球で例えたがるおじさん🤪許してもらえますよね?!)



ただこの文だと筆者の伝えたかった興味深いポイントが人によっては伝わり切らない可能性があります。なぜかというと、この文を面白いと思うには「大谷は野球選手でホームランをたくさん打つ」という前提知識が必要になるからです。


だから親切な筆者はこう書きます。


問題文:「あの特大ホームランをたくさん打つことで知られる大谷選手がWBCの試合であえてバントをした。」


そして国語や英語の問題ではこんなことが聞かれます。

Q:この問題文が伝えたい大谷選手の特徴は何か。

①大きなホームランを打つところ。



②手段を選ばずチームに貢献しようとする犠牲心を持っているところ。



③野球選手として日本を代表してその誇りを胸にWBCに出場したこと。


正解はみなさんどれだと思いますか?


答えは②です!


下線の引かれている部分は、筆者のいいたいことを伝えるための「前提知識」を読者に与えた部分なんですね。


国語が苦手な人はまずこの①を選びがち。


なぜかって、文章の途中に書いてあるから。

英国の長文読解でこんなことしてませんか?

😱文章中に書いてあったからこれが答えだ!

書いてあるから問題の答えではないし、筆者のいいたいことでもない!!!


※筆者のいいたいことの前振りに(前提知識の確認に)よく使われる表現🤔
       
→これまでは、今までは、従来は、多くの人は、たいていの人は、通常、と考えられてきました、と思われてきました・・・など。

この部分は筆者のいいたいことではなく、準備の部分!


話を戻しますが、

でも本当に伝えたかったのは「あえてバント」の部分。

しょうた

でも選択肢にバントって書いてあるやつはないよ!

確かにそうです。しかし、読解が得意な人なら前提知識に当たる①を「伝えたいこと」だと誤解してしまうことはないでしょう。

さくら

でもバントとか野球用語みたいなやつ私わかんないし・・・

野球用語がわからなくても、文の前半の役割がわかれば、試合中の「あえてバント」のところがキーなのは明らかですよね。


さらに①や③が文中からは読み取りようがないことを考え合わせると、さくらちゃんのような方でも正解の②を選べる可能性はかなりありそうです。



ちなみに③を選ぶ方は、普段もっともらしいものなら本文の内容と関係なくても選んでいるのかも。



このように、


✕ 文章の中に「書いてあること」を拾おうとするのではなく、  



〇 面白い、意外な点を見つけようとして読む 



と内容も格段に頭に残りやすくなり文章に興味が持ちやすくなりますし、テストにも強くなります。


ただあまりにも知識がない場合は😱・・・



前提知識があまりにもないと・・・

文章は面白い点を探すつもりで読むことが重要だとわかっていても、筆者の示す新知識や、意外な切り口、想像を超える話の展開の何がすごいのかがわからなくなります。


例えば「東京、新大阪間を2時間22分で結ぶ新幹線のぞみ」と言われても、

以前は3時間、4時間かかっていたことを知らなければ、「はい、だから何?」となって

その技術進歩に感心したりすることはできなくなってしまいます。


そうすると文章の中身が印象に残らなくなってしまいます。


だから普段からネットニュースやテレビなどでもよいので(もちろん本も可)様々な分野の知識、言葉を頭に入れておくこと

をおすすめします。

語彙や知識が多い生徒は学校や塾の勉強からそれを得ているのではなく、

普段の生活サイクルの中に新しい知識と触れる機会があって、そこから情報を得ているものです。



ここまで読んでいただいて本当にありがとうございます🤗



それではこの記事のまとめです。


この記事のまとめ

国語や英語の読解が得意になるには、

①設問で聞かれてから答えを探す受け身の読解をするのではなく

②自ら筆者のおもしろポイントを探しに行く読みが必要。

💡おもしろポイントは、読者の常識や予想を上回ってくる部分。

それを読み取るには「読者の常識や予想」にあたる多少の前提知識や思考は必要。


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