テストのためではない!”ペラペラの夢を叶える簡単英文法” vol.1

この記事はこんな方におすすめ
✅英語を話せるようになるための道筋がわからないからやる気にならない。
✅会話表現を少しずつ学んできたが話せるようになっている気がしない。
✅大学受験で英文法はたくさん勉強したはずなのに話したいことを文にできない。
(英語の命である5文型がちょっとわからない・・・という方はまず関連記事がおすすめです!)
話したいことって文も少し長くなる。
突然ですが、この記事ををお読みのあなたの「不安なく瞬時に英語で話せる文」はどれくらいの水準の文でしょうか。
「不安なく」と言われると多くの英語学習者の方は
I went to Mt.Takao .
とかっていう感じになってしまうのではないでしょうか。
ところが自分の本当に言いたいことというのは、
「きのうかわいい服を売ってるホテルの中のお店を見つけたよ。」
みたいな文になるんじゃないかと思います。
(この文の英訳が知りたい方はこの記事の最後をご覧ください🙇♂️)
で、「・・・・・」となってしまうと😣
でも大丈夫です。
名詞を説明する英語でのやり方をマスターすれば、
こんな風な文でも自在に話せるようになります。
文法はいろいろあるけど・・・
文法の項目にはいろいろありますが、そのどれもが同じ重要度なわけではないんです
。
国内に居ながらにして英語を話せるようになった人の多くは、このことに気づいているんではないかと思います。
今回お伝えする名詞の説明の仕方は、英文法の中でもとびぬけて重要な項目です。
これを身につけると話せる文がぐっと長くなります。
実際僕はこれを意識して練習をしてから会話力が飛躍的に伸びましたし、生徒に教えてみても大きな会話力の伸びがあります。
名詞を説明できれば言いたいことが言える
✅語順のルール!
上の例の文、実は「かわいい服を売ってる」「ホテルの中の」というのは
お店 という名詞の説明をしているだけの部分なんです。
日本語だと
かわいい服を売ってるホテルの中のお店
という語順ですが、
英語では、
お店 ホテルの中の かわいい服を売っている
という風に先に名詞を言って後から説明をくっつけていくのです。
語順のルール:先に名詞を言ってから後から説明をくっつける!です。
英語を話す上で大切すぎることなので2回言いました🔥
🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉🎉
✅名詞の後ろで説明のために使う2つの表現!
1⃣ 前置詞+名詞
例えば「東京にある高尾山」と言いたい場合に
Mt.Takao in Tokyo
① ②
と傍線部のように①前置詞+②名詞をつけて高尾山という名詞に説明を加えます。
このやり方はみなさん英語の文を読んでいる時かなり見たことがありますよね。
でも、
名詞を説明しよう!
というはっきりとした目的を持って使ったことはない方も多いかもしれません。
しかしこれからは自分が英語で話すときに是非
名詞を先に一言いってから
前置詞+名詞で後ろから説明の型を意識して使って
なんでも無理やりこの型で説明してみてください。
キーワードは「無理やり」です!
使えるときに使うのではなく、なんでも身につけたやり方で表現してしまおうとするのが重要です。
ちょうど無人島で何もなければナイフ1本で調理もするし、木も切るし、それで肉を刺して食べるように
ノンネイティブの英語は少ない知識を徹底的に有効活用するのが僕のおすすめです。
たくさんの種類の知識を習熟度の低い状態でなんとなく記憶しておくのではなく、少ない知識を使い倒してたくさんのことを70点くらいのレベルで相手に伝える。
まずはこれを目標にすると膨大な暗記作業に心を折られることなく勉強できますし、
多少勉強をさぼってもそう簡単に忘れない知識を身につけることができます。
前置詞+名詞はとくに使い勝手のいいナイフですから、ぜひこれを使ってたくさん独り言をつぶやいて練習してみてください🤩
2⃣ ing形+その目的語
これは、例えば
「たくさんの訪問者を魅了する高尾山」と言いたい場合に
Mt.Takao attracting many visitors
① ②
と傍線部のように①ing形と
何を魅了するのか にあたる②名詞(=many visitors)をつけて
高尾山に説明を後ろから加えるということです。
感覚的には
Mt.takao is attracting many visitors って言いたいところを
名詞の説明としてing形を名詞の後ろで使う場合には、isはつけないんです。
つまり、私はたくさんの訪問者を魅了する高尾山に行った、という場合
〇 I went to Mt.Takao attracting many visitors.
(✕ I went to Mt.Takao is attracting many visitors)
となるということです。
動詞のing形は名詞を詳しく説明する時に使える!
ということをぜひこの記事で覚えてください🤗
(文法用語では現在分詞とよばれるものです。)
3⃣ 関係代名詞節
すでに3⃣をご存じの方は名詞の説明としてどんどん名詞の後ろにおいて使っていただいていいと思いますが、
もし聞いたことはあるけどよくはわからないという方は①、②に慣れたあとに学習されるといいと思います。
ですからタイトルでは、名詞の後ろで説明のために使う2つの表現!になっているんです。
英語無人島に切り込んでいくにはまずは①、②だけで十分だと僕は思っています。
いたづらに名詞の説明方法をいくつも装備して熟練度が中途半端になるよりも、
2つを自在に使いこなす方が英語が口から飛び出してくる未来への近道になります。
しかし、すでに関係代名詞節をある程度理解していて余力があるよ、という方は下の枠内もぜひ読んでみてください。
関係代名詞節はこう理解するのがおすすめ
関係代名詞は文と文をつなぐものと理解している方も多いと思いますが、今日から
関係代名詞節は名詞を説明するかたまり
(置き場所:名詞の後ろ)と認識を変えることをおすすめします。
そうすると関係代名詞節が急に
「名詞を説明する時に使えるツール」として
とっさの時浮かぶようになるのではないかと思います。
(もちろん使う練習は何十回くらいはした上での話ですが🙇♂️)
また、関係代名詞節はむやみに使うのではなく、この記事で紹介している2つの方法で説明しづらい時、具体的に言うと
説明部分に主語を入れたいとき
例えば、
僕の行った店
the store which I went to
彼女が見た映画
the movie which she watched
彼らの食べたメニュー
the menu which they had
などの時につかうとよいです。
ここまでの名詞説明ツールの練習問題!

✅Step1:下の表現を名詞と説明部分に分けてください。
1.たくさんの会社が入っているビル
2.海の近くのカフェ
3.かわいい服を売っている店
4.山の上のホテル
5.ファンの多いチーム
6.パソコンに詳しい友達
解答
1.たくさんの会社が入っている ビル
2.海の近くの カフェ
3.かわいい服を売っている 店
4.山の上の ホテル
5.ファンの多い チーム
6.パソコンに詳しい 友達
✅Step2:上の6問を語順を変えて英語にしてみてください。
↓
↓
↓
↓
↓
できましたか?
解答例
1.a building having many companies
a building with a lot of companies
もちろんより難しい(適切な)単語を使った答えも正解になりますが、
なるべくシンプルな英語で素早く70点の解答を作れればよし!という当サイトの基本精神wから特に示していません。
以下の問題についても同じです。
2.a cafe near the sea
3.a store selling nice clothes
a store selling cute clothes
a store with pretty clothes
前置詞+名詞でも ing形+目的語(名詞)でもこのように表現できることはとても多いんです。
英語を話すとき正解は無数にあってその中の1つを出せればいいんだ! と思ってもらえたら僕としてはうれしいです。
4.a hotel on the hill(mountain)
5.a team with many fans
a team having a lot of fans
6.a friend having a lot of knowledge on PC
a friend with rich knowledge of PC
パソコンに詳しい 友達
→友達 持っているパソコンの知識を
と日本語の読み替えをします。
(もちろんほかのよく使う表現を使った答えも考えられますが、それよりもwithやhavingがこんなに頻繁に使う場面がある便利な表現なんだというのを知っていただけたらと思います。)
※頭の中の日本語を英語にしやすいものに読み替えることについての記事は下のボタンから!
ここまで問題を解いてパワーアップしたみなさん。
最初の方で出てきた
「きのうかわいい服を売ってるホテルの中のお店を見つけたよ。」
はどういう風に英語にしますか?
ここで学んだ表現を使えば、
I found a shop in a hotel selling cute clothes yesterday. ① ②
のように言えます。
①と②を両方使ってa shopの説明をすることになるので、①と②を並べることになるというのがちょっとした応用ポイント(でも言われてみれば当たり前ですよね)です。
(どちらが先かとかは相当英語が堪能になるまでは気にしないのをおすすめします。
毎回沈黙を作ってしまうことになりかねませんから)
ここまでお読みいただいてありがとうございます。
今日のまとめです。
この記事のまとめ
自分の言いたいことを表せる短すぎない充実した文を作るには、
名詞を他の言葉で詳しく説明する力が必要。
名詞を説明するツールのうちまず身につけたいものは2つで
①名詞の後ろに置く前置詞+名詞
②同じく名詞の後ろに置くing形+名詞
この2つを使えるように独り言を言っていく。(答え合わせは翻訳アプリやチャットGPTなどでできるいい時代です🤗)