独学英検1級が伝える、やる価値のある英検2級ライティング、スピーキング対策!

こんな方にこの記事はおすすめ
英検2級のライティングやスピーキング対策でお悩みの方。
過去問や予想問題集のアドバイス、塾などの対策授業を受けても、その場での間違いを訂正されるだけで、本質的に文を書けて、話せるようになっている気がしない方。
たくさん暗記しなきゃいけないんでしょ?とライティング、スピーキング対策をあきらめていた方。
こんにちは!情熱家庭教師、独学英検1級のゆうです。
今日は英検2級を独学突破するための「ライティング、スピーキング、これは身につけたい!超有用表現集!」をお届けします。
英語の表現の世界の仕組み
僕も以前英検を受ける際、
ライティング、スピーキングなんて結局英語を話せないと確実には受からないんじゃ?
話せるように今すぐなるのは無理だけど、英検によく出るよく出るやつだけなんとかしないと・・・
と考えたことがありました。
きっと同じように考えている方、多いんじゃないかと思います。
しかし、ちょっと日本語のことを考えてみてください。
かなり簡単、またはワンパターンの日本語で自分の考えていることはたいてい表せてしまいませんか?
実は毎日すごく難しい日本語を使って自分のことや考えを表現しているわけではないはずです。
同様に僕は英語の表現の世界を下の画像のようににとらえるようになってから英語が話せるようになりました。

このピラミッドの上の2つの表現だけでたいていのことは言い表せてしまうんです。
そうでないと海外の子供が一通りのことを話せるのは不思議ですもんね。
さっきのピラミッドの下半分のような難易度の高い表現というのは、より正確な内容であったり、微妙なニュアンスを表すのに基本動詞のあくまで「代わり」に使うもので、
そういうものは後回しでいいんです。
そういうわけで、僕たち英語のノンネイティブはまず、
「一通りのことを表せる英語表現を身につけてそれを使って会話やライティングをしていく」
という道筋で磨いていくことが英検突破や、何より英語を話せるあなたの未来✨への近道です。
それには実はほんの数個!の動詞の使い方をしっかり身につけるだけでいいんです。
たった数個なんて信じられないでしょう。
でも本当なんです。
⚠️でも「しっかり」ですよ。瞬時にでるレベルまで毎日毎日合計100回以上使って、どんな緊張状態でも出るようにするんです。
回数は多くてもたった数個ですから、すでに英検準2級に受かったレベルの本気の方ならきっとできます🔥
✅まずはたった4つの動詞でいいんです!
その4つとは
get,give,have,makeです。
この4つは英語話者の使用頻度がデータ上とても高いのでおすすめということもありますが、
それ以上に理屈として世の中の話はだいたいこの4つの動詞で表せるという点でおすすめなんです。
極論ですが、getとgiveだけでもかなりのことを話せてしまうんです。

2個でかなり多くのこと??
言い過ぎじゃない?
なぜならgetは自分から見て←
giveは→という方向の行動を表せるからです。
おおまかに言えば世の中の動詞はこの二つの矢印で表せます。(もちろん多少無理はありますが)
ということは多くの動詞はgiveやgetと使ったとしてもそれなりに意味の方向性は伝えられるんです。
例えば
人を説得する→人に考える材料をgiveする。
人を誘う→人をgetする。
人をほめる→人に良い言葉をgiveする。
人に提供する→人にgiveする(そのまま)
何かに慣れる→たくさんの経験をgetする。
何かと共存する→何かと良い関係をgetする。
何かが表面化する→人の認識をgetする
(人に認識をgiveする)
のような感じで少し妥協すれば表せてしまうんですね。
適切な動詞が浮かばないから、
とそのたびごとに何秒か、もしくは長い沈黙を作ってしまうより、giveとgetでさっさと話し始めてしまった方がずっと生きたコミュニケーションになるんです。
(これはまさに英検協会が受験者に求めているものです。)
残りのhave,makeも本当に多くのことを表せます。
会議をするだって「会話をmake」と表せますし、
親しくなるだって「良い関係をmake」でいい。
実況をするだって「状況をhaveしてコメントをgiveする」
主導するだって「リーダーシップをhaveする」でいい。
とにかくこの4つの動詞でいろんなことを表す練習をすることがおすすめです。
※makeに関してはSVOだけではなく特に第5文型(SVOC)で文を作れるようになることが重要です。
※文型ってそんなに重要なの?と思う方はこちらの関連記事をクリック!
”沈黙を作らないこと”が英検面接合格と実際の英会話の鍵
突然ですがなんでもいいので日本語で一文ごとに5秒以上の沈黙を作りながら話してそれを録音してみてください。
これではかなり不自然な会話で、話している内容以前に沈黙の長さが気になって相手は集中できなくなってしまうんです。
”沈黙を作らないこと” が”適切な表現をすること” よりいかに優先順位が高いかお分かりいただけると思います。
たくさんの動詞をその時々で使い分けようとするのではなく、この記事で上げる8個の基本動詞だけで話す練習を独り言でやってみてください。
「だけ」というのがポイントです。
僕はこのシステムで話すように練習して会話のスムーズさが大幅に上がりました。
一緒に勉強した生徒の多くも、英文が全く口から出ない状態から少しづつ英文がでる状態に変わりました🤩
✅ピラミッド再上位 残り4つの動詞
英検ということを加味すると
want,teach,enable,thinkです。
もし考えなど大して述べないルーティーンの日常会話を想定するならtakeやgoなどがかわりに入ると思います。
thinkは I thinkといってから主語、動詞と思ったことをつなげていくだけなので少しの練習で十分かと思いますが、
残りの3つに関しては何十回、何百回とやればやるほど良いと思います。

最重要8動詞のおすすめ例文
👑の表現はめちゃくちゃ使える超おすすめの表現です。
1. I will get a great capacity to speak English soon.
(SVO)
2. I got nervous to hear it.
(SVC) (to hearはそれを聞いて)
3. She is getting him some books.
(SVOO)(現在進行形は面接で頻出!)
👑I’ll give them a lot of information to decide their university.
(SVOO)
5. Students can have many options from that lesson.
(SVO)
6. His father makes his daughter breakfast Saturdays.
(SVOO)
7. It made him run faster.
(SVOC)
8. I want many stores to sell them cheaper.
(SVOC) 不定詞がC
9. She teaches her customers how to write blogs. 2つめのOがhow to write blogs.
(SVOO)
how to Vは文中の名詞の入るところならどこにでも入れられます(つまり名詞句)し、英検では特に便利です。
👑Reducing costs enables companies to make other goods.
11. He thought that the store was too crowded to enjoy shopping.
ピラミッド2段目の動詞の学習法
以下の順番でやるのがおすすめです。
1.英検2級過去問の面接パートの解答例に使われている動詞をチェックペン
(塗って上から赤シートなどをかぶせると文字が見えなくなるペン)で塗りその動詞だけをまず覚える。
2.1.ができたらその文の中の主語や目的語など覚える箇所を増やす。
3.チェックした文を1文すべて覚え、日本語を介さずスムーズに頭に状況が浮かぶまで繰り返す。
ここまで読んでいただきありがとうございます🙇♂️
これで英検2級ライティング、スピーキングに必要な力はほぼ身につくはずです🔥
もっと多くの基本動詞について学びたい!という余力のある方にはこちらのしゅみすけさんのサイトをご紹介します。
(ほかにもさまざま基本動詞の勉強ができるサイトがありますのでぜひ探してみてください!
ただしこの記事で取り上げた動詞をしみ込ませた後ですよ!)
それでは今回のまとめです。
今回の記事のまとめ
英検2級のライティング、スピーキングでは
たくさんの動詞や単語を適切に使うことを考える前に、
基本の8個の動詞をなめらかに使えるようにその文型とともに例文を頭に刷り込んでおく。
そうすることで気づかないうちに本当に英語が口から出るようになっている。
※例文などは記事本文をご覧ください!